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ロシアで干ばつ被害の恐れ

[VOROBYOVKA(ロシア) 2日 ロイター] ロシアのシベリア地方からルーマニアにかけて広がる黒土地帯では深刻な干ばつに見舞われており、小麦の収穫が壊滅的な被害を受けている。来年収穫用の作付けも危機的な状況にあるという。
 昨年世界第3位の小麦輸出国だったロシアでは、130年ぶりの深刻な干ばつに襲われている。同国の小麦輸出が大幅に減少するという予想から、シカゴ、パリなど市場で小麦の先物価格が急騰している。
 Vorobyovskoe-Agroを率いるSergei Krukov氏は、摂氏43度の猛暑のなか、ひび割れ、乾ききった小麦畑で「雨が降らなければ作付けはできない。土はまったく水分を含んでいない。作付けはできないだろう」と語った。
 ロシアの農業関連ニュース通信社SovEconによると、Vorobyovskiyのあるボロネジ地方はロシア黒土地帯でも有数の小麦生産地で、昨年の収穫高は196万トンに上った。
 しかし、地元自治体幹部のAlexei Mozgovoi氏によると、Vorobyovskiyの小麦収穫高は1年前の6万4900トンから、今冬はわずか1600トンまで落ち込んだ。
 農業関係者の話によれば、近隣地域も同様の状況で、2010年はボロネジ地方全体の小麦収穫高が大幅に減少する見通し。
 シカゴのアナリストは、ロシアの8月の天気予報を注視している。8月中旬までほとんど降雨は期待できないとの予想から、小麦の先物価格は7月に42%上昇した。
 前述のMozgovoi氏は 「私の覚えている限り、今年はこれまでで最も暑い。1984年も猛暑で大麦を収穫できなかったが、今年は最悪だ」と述べた。


(ロイター 08/03 21:28)

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