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解放された高橋さん、上海へ

 【北京=川越一】中国河北省石家荘市の軍事管理区域でビデオ撮影したとして、中国側に拘束されていた準大手ゼネコン「フジタ」の現地法人社員、高橋定さん(57)が9日午後、「居住監視」を解かれ、解放された。高橋さんは同日午後5時半(日本時間同6時半)ごろ、先に解放された3人と同様、石家荘空港から空路、上海に向かった。

 現地からの情報によると、スーツ姿でタラップを上る高橋氏は終始うつむき加減だったというが、同空港で面会した日本大使館館員は「元気そうな様子だった」としている。ともに拘束された社員3人はすでに解放されており、沖縄・尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖での中国漁船衝突事件に絡む報復措置とみられた邦人拘束事件は、ひとまず解決に至った。

 中国国営新華社通信によると、居住監視の解除を決めた同市国家安全局は、高橋さんが違法行為を悔いる文書を提出した後、法的手続きにそって「釈放」したとしている。日本側には、同日午後、北京の日本大使館の堀之内秀久公使が中国外務省の邱学軍副局長と会談した際、通告があった。

 高橋さんら4人は、9月20日、旧日本軍の遺棄化学兵器関連事業の入札に参加するため、下見していたところを拘束された。同安全局は、高橋さんを「責任をもって軍事管理区域に侵入させた」と表現。今回の事件の“主犯格”と位置づけ、漁船衝突事件での日本の対応に対する中国国内の根強い反発を考慮して、他の3人が解放された後も拘束を続けたとみられている。

 今月4日、菅直人首相と温家宝首相がブリュッセルで会談し、日中関係改善に向け努力することで合意したことが、解放につながったとの見方がある。しかし、高橋さんだけが拘束され続けたことや、解放が国慶節(建国記念日)の7連休終了後2日目までずれ込んだことには、中国政府の“メンツ”や、国内に向けた“強硬姿勢”もうかがえる。

 9月7日に発生した漁船衝突事件で、日本側に拘束された中国人船長が処分保留で釈放されたのは25日未明。拘束期間は19日間に渡った。一方、高橋さんの拘束期間は9月20日から今月9日まで20日間。中国側の一連の強硬姿勢をみれば、船長の拘束期間との長短を考慮したと邪推されても仕方がない。


(産経新聞 10/09 20:42)

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